純文学小説・文芸作品

☆このページはタテイシユウスケという筆名で2000年Badi小説大賞特別賞受賞した現筆名リュッツォの純文学小説の電子書籍をご紹介するページです。

☆ゲイ雑誌での小説執筆のかたわらに純文学小説も書いておりました。著者の性質上、同性愛的な観点で描いた作品が多いですが、そうでないものもまれにあります。

☆わたしの文章が好き、という方におすすめです!

☆作品は上が新しいものです。

☆ページの一番下に同性愛とはあまり関係のない無料の創作小説、ドキュメントがあります。

作品一覧 ↓

New Release!

二十四時間纏わりつく、歓喜に満ちた狂気

仏教の無常観 vs 永遠の命を得たと言い張る女子高生…。激しい性描写のある純文学作品。主人公はかつては製薬会社に勤務するエリート社員だった男。会社での機密事項を知るうち、ある種、仕事のストレスや負荷で狂っていき、ある日事件を起こしてしまい、おかしくなって母親に長いあいだ軟禁されることになる。軟禁された布団部屋で、男は仏教の空性、つまり無常を信じるようになり、すべては移ろっていくとの信念を持つようになった。男は狂気の中で仏教の空性に傾倒してゆく。そこへ現れた永延の命を得たと言う少女。それは、かつてのセックスフレンドだった女。二人は何度も激しいセックスするが、少女はイニシエーションの儀式をすれば男に永遠の命をあたえられる、とそそのかす…。男の選択は…? 男は永遠の命を授かることを選ぶのだろうか…?これは狂気について語った作品でもある。また、男は阿弥陀如来を相手に般若心経をあげ、空性について瞑想している。長いブランクを持つ方、仏教の無常観に興味のある方に読んでいただきたい作品です。アダルト指定しますが、純文学です。38000字の長編。2020年から2022年にかけて執筆。

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破壊

13000字の短編文芸作品。年末年始の宮島を舞台とした短編小説。リュッツォ著「波光イマージュ」、「Fear – 恐怖」と共に暗転三部作。ある時からある時に時間軸がワープする、著者が「暗転」と称する技法が使われています。幼い頃に父親から虐待を受けていた子供が少年となり、独り立ちを目指す頃のこと、また、大人になってから失敗、子供時代の虐待など舞台が一気に変わります。序盤の舞台は瀬戸内海に佇む宮島です。宮島の年末年始のことが描かれています。これといったストーリはなく、叙事詩のようでもあります。2020年執筆。

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破壊

調香室の精霊たち

何という孤独…。人はなんと孤独なのだろう…。孤独な男を描いた小説です。香りを創作する職人、調香師を主人公とした愛憎劇。調香師・北岡修一を主人公に、香料業界で繰り広げられるドラマを淡々とした文体で綴った長編小説。360枚の長編文芸小説になります。長年香料会社で働く北岡修一は30代後半の独身。ある日、会社に派遣社員の村上可南子が入社し、挨拶を交わした時にその美しさに心を打たれる。彼女を愛してしまったという事実を受け入れられない北岡。彼女への歪んだ愛情をこじらせる一方、彼女に対して北岡は性不能だと気が付く。北岡は可南子を抱けない男だった。北岡はどうやって彼女を愛せばいいだろうと苦悩し、他の男をあてがうようなことをしてしまう。そこへ北岡が勤める香料会社の最大の顧客の化粧品会社の社長の妻、真田夫人が船乗りの愛人を伴って現れ、舞台は次のステージへと移る。北岡は美しい船乗りを可南子にあてがおうとしたのだが…。著者としては最大の文芸小説となり、筆致は過去最高となります。一方でかなり文体が硬質で、若干難解になっているので読書中級以上の方へのお勧めとなります。著者が書いたゲイ小説『調香師』の男女版とも言えますが、ラストは救いようのない悲劇に終わります。同性愛要素もあります。淡々とした文章が続きますが、後半になって展開が早くなります。途中、読むのが苦難に感じられる箇所が延々と続きますのでご了承ください。その他、著者のゲイ小説の要素が各所に散りばめられた作品となります。2002年ごろ執筆したお蔵入り作品をこの度書き換え、2019年に推敲、校正いたしました。舞台はミレニアムへとさんざめく90年代となります。

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調香室の精霊たち

Fear – 恐怖

リュッツォ文芸作品。「波光イマージュ」と共に暗転三部作の一つ。鼻を殴られる恐怖に性的な興奮を覚えるという特殊な性癖の男との男性同士の性愛を描いた箇所がありますが、ゲイ小説、BL小説の要素よりも文芸作品の要素が強い作品です。7200字の短編で読みやすいです。ある時からある時に時間軸がワープする、著者が「暗転」と呼ぶ技法が使われた作品で、時間が飛ぶことで長期間の感情推移を描いています。難しいことではなく、生きることそのものを描いていますので、是非読んでやってください。

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Fear – 恐怖

波光イマージュ

文芸作品。瀬戸内海に佇む宮島、厳島への思いを綴った7300字の文芸作品です。瀬戸内海のギラつく波光のイメージと、それから年老いて感じる夜の闇とを対比させた作品で、小説と呼ぶにはストーリーがありませんが、エッセイとも言えない、やはり文芸作品です。文章を読むのが好きな方におすすめです。光と闇をかき分けた、著者50歳での文芸小品です。7300字ですので読むのが苦痛なほど長くはないです。明暗をつけた作品なので、明るいとも暗いとも言い難いものです。2019年執筆。

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波光イマージュ

純文学青年青春小説。アメリカ大陸の広い道路をまっすぐに走るオートバイ。バイクに乗った青年は青春期独特の複雑な思いを抱えながら、日常を回想している。きめ細やかな文体、さらさらの文章で綴る彼のアメリカでの大学生活。彼は家族に連れられてアメリカに来て、美術の大学に行っている。女友達や、友人たちにも恵まれている。けれども青年期の複雑な想いも抱えている。青年期にありがちな家族への苛立ち、異性の友達への複雑な感情をオートバイで走って見える光景を通じて描いた小説。走る感覚を大切にした短編で、後味は爽快です。とても整い、文章を大切にした独特の透明感ある作品。原稿用紙25枚くらいの短編小説で、気軽に読めます。「調香室」というサイトの運営時にネットでお世話になったAkiraさんという男性に捧げた小説です。 2000年頃執筆。

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海亀の眼

ゲイとレズビアンの愛をテーマにした純文学小説。日本人ゲイ男性・後藤直樹と白人レズビアンの女性、リサとのある種の狂おしい愛の物語。文学作品。舞台は九十年代の鄙びた漁師町。小さな町で男女の心中事件が起きたことが話題になっている。そこへ訪れたゲイの若い男・後藤直樹と、一回り年上のレズビアンの白人女性リサ。二人はバカンスでこの海辺の街にやって来たのだが、今まで性を超越した肉体関係のない関係だった。それなのに夜の浜辺で唐突なセックスをしてしまい、ぎくしゃくとした関係になってしまう。二人は田舎町独特の閉鎖感の狭間で二人別々の物語を綴るが、雨の日に車に乗せてもらった夫婦を介して、後藤直樹は地元の酒屋の未亡人と知り合う。そして地元の人々と接するうちに田舎町での生活による未亡人の鬱屈なども浮き彫りになってくる。後藤直樹がそこで関わった女性は、別の心中事件の遺族女性だった。田舎町の閉塞感を描いた、読者からマルグリット・デュラスの影響を受けているのではないかという指摘を受けた純文学小説です。原稿用紙300枚くらいの長編。儚くも美しい作品です。フランス文学のような退廃的な空気感。愛し合いながら、普通の男女のようには性愛を酌み交わすことができないことに苦悩するゲイ男性とレズビアン女性の狂おしい愛の物語りです。難解ではありませんが読書中級者向けです。本を読むのが好きな方にお勧めです。LGBT関係者、そして愛とは何か、ソウルメイトとは?といったことに興味のある方に読んでいただきたい作品です。98年頃に執筆した記憶があります。

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海亀の眼

創作小説

王女と盗賊、その荘厳なる崩壊

溺れる総督

ドキュメント

孤独の中で

水のように

聴覚に関する考察

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